◆JERA セ・リーグ 巨人6―5阪神(15日・東京ドーム)
巨人の大勢投手が8回に登板して、8球で打者3人を抑え、今季7勝目を手にした。
同点に追いついて迎えた8回に5番手でマウンドへ。
大勢は前カードの中日戦(東京ドーム)は3日連続でベンチ外。杉内投手チーフコーチは「大勢は疲労なので」と今季すでに49登板している右腕の疲労を考慮し、首位・阪神戦まで温存させる考えを事前に明かしていた。右腕は「感謝です。しっかりと疲労を取ること。でも落としすぎず、やることはしっかりとやって、試合にしっかりとまた入れるように準備ですかね」とベンチ外の期間は体を休ませながら備えてきた。この日の登板については「久しぶりの登板で、同点だったので、力みながらっていうのはあったんで、そこは今日は求めてないですかね。しっかり3人で抑えるってことを目的としてマウンドに上がりました」と振り返った。
杉内コーチは、「本人からは投げれるって言われていたんですけど、試合数も1番投げているし、なんとか1年間1軍で投げてもらわないといけないピッチャーなんで、こちらが制御してって形になった」と明かした。