◆JERA セ・リーグ 巨人6―5阪神(15日・東京ドーム)

 巨人の山崎伊織投手が阪神戦で先発。今季最短の4回、71球を投げて、4安打4失点で降板。

3年連続となる10勝目はこの日はお預けとなった。

 山崎は走者を出しながらも3回までは無失点に抑えていたが、0―0のまま迎えた4回。先頭の佐藤輝に四球を与えると、続く大山に2球目のフォークを捉えられ、左翼席へ飛び込む先制2ランとなった。さらに安打や四球で2死二、三塁。近本には左前へ2点適時打を浴びて、この回一挙4失点。今季最短の4回で降板となった。

 杉内俊哉投手チーフコーチは山崎について「今年の中で1番球がいってない感じがした。ただみんなでカバーして野手の人も点を取ってくれたのでね。負けが消えたのでよかったです」と語りながらも「(球速が)落ちてましたね。そこはちょっと心配ですけど、ローテ守ってますから。疲れはあると思いますね。明日1回話をしてみて、1週間の過ごし方とか含めて話をしてみます」と語った。

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