◆米大リーグ ドジャース―パドレス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が15日(日本時間16日)、本拠地・パドレス戦で「1番・DH」でスタメンに名を連ねた。チームは13日(同14日)に、4月27日以来108日ぶりに首位の座を明け渡し、この日から同地区首位・パドレスとの本拠地3連戦で今季最長13連戦をスタートする。

大谷は、2戦ぶり44号に期待がかかる。

 本拠地が約200キロと近いライバル対決。前回6月16~19日の本拠地でのカードは荒れに荒れた“遺恨マッチ”となった。16日(同17日)の1戦目にはパヘスが死球を受けて激怒。2戦目にはタティスの死球後、大谷が報復とみられる死球を右太もも付近に食らうと、両軍に警告が出され、抗議したロバーツ監督は退場処分に。異例の4戦で計8死球が飛び交う異常事態となっていた。大谷も計2個の死球を受けていた。

 大谷は、13日(同14日)の敵地・エンゼルス戦では、二刀流出場で今季最長4回1/3で5安打4失点7奪三振の内容で、完全復活に向けて前進。打っては、初回先頭で三塁打を放ち、今季最長タイ5試合連続本塁打とはならなかったが、今季自己最長12試合連続安打を記録した。今月は試合前時点の12戦で、45打数19安打、5本塁打、打率4割2分2厘と好調をキープしている。

 この日の先発はレジェンド左腕カーショー。前回8日(同9日)の本拠地・ブルージェイズ戦では、レジェンド右腕のM・シャーザー投手(41)と投げ合い、6回7安打1失点4Kと粘投で勝利投手となっていた。

この日は、今季7勝目&通算219勝目を狙う。

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