【甲子園】 山梨学院の二刀流２年生・菰田陽生が１５０キロ＆３安打 「甲子園で自分のプレースタイルを発揮できた」
５回２死二塁、左中間適時三塁打を放ち激走する山梨学院・菰田陽生（カメラ・岩田　大補） 画像（1枚）

◆第１０７回全国高校野球選手権大会第１１日▽３回戦　山梨学院１４―０岡山学芸館（１６日・甲子園）

　山梨学院が投打で岡山学芸館を圧倒し、初めての夏２勝をマークした。身長１９４センチの二刀流２年生・菰田陽生（こもだ・はるき）が先発し、５回３分の２を１安打無失点。

１５０キロを２度計測してスタンドを沸かせ「絶対に勝つという気持ちが１５０キロにつながった」と話した。

　打っては４打数３安打３打点。５回の第３打席では、相手遊撃手の頭上を襲う低いライナーが、あっという間に左中間フェンスまで到達。菰田は一気に三塁まで進み、異次元の打球速度と足でも魅せた。

　「二刀流を目標に頑張っている。甲子園という舞台で、自分のプレースタイルを発揮できたのはよかった」と菰田。準々決勝を見据え「一戦必勝で、少しでも長く３年生と野球ができれば」と思いを述べた。

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