◆米大リーグ メッツ―マリナーズ(15日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)

 マリナーズのカル・ローリー捕手(28)が15日(日本時間16日)、敵地・メッツ戦に「2番・捕手」で先発出場し、4試合ぶりの46号2ランを放った。

 1点ビハインドの3回無死一塁。

左腕マナエアの内角直球をフルスイング。角度38度と高く舞い上がり、打球速度は107マイル(約172キロ)。左翼アッパーデッキへ飛距離399フィート(約121・6メートル)の豪快アーチとなった。今季メジャー最速で100打点に到達し、昨季記録したキャリアハイに早くも並んだ。

 ローリーは現地2日のレンジャーズ戦で、延長戦で参考記録ながら5打席5三振の屈辱となったが、8日のレイズ3連戦で3試合連続アーチ。ただ、オリオールズ3連戦は8打数ノーヒットだった。

 これで後半戦に入り出場26試合で8本塁打を放って、一時右ヒジを痛めて負傷者リスト入りしてペースダウンした2位のジャッジ(ヤンキース)に8本差とした。なお、捕手の年間最多本塁打記録は2021年S・ペレス(ロイヤルズ)の48本。記録にあと2本まで迫った。

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