◆米大リーグ メッツ―マリナーズ(15日、米ニューヨーク州ニューヨーク=シティフィールド)
メッツのフアン・ソト外野手が15日(日本時間16日)、本拠のマリナーズ戦に「2番・右翼」で先発出場し、2試合ぶりの30号本塁打を放った。30号到達は3年連続4度目となった。
4回、リンドアの24号逆転2ランが飛び出した直後だった。右腕LM・カスティジョの初球。内角へのシンカーをフルスイング。打球は右中間フェンスをわずかに越える飛距離400フィート(約122メートル}の30号。最近1勝9敗と低迷するメッツの地元ファンが待ちに待った貴重な一発となった。
昨オフ、ドジャース・大谷翔平選手を上回る15年総額7億6500万ドル(約1102億円)の契約を結んだソトだったが、本塁打30本中23本までがソロアーチ。3ラン、満塁は1本もない。ちなみに走者得点圏打率は1割8分8厘、とこの時点で期待に応えているとはいえない。終盤戦に本塁打を量産してチームのポストシーズン進出に導く活躍をメッツファンは待っている。