◆米大リーグ ドジャース―パドレス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースのロバーツ監督は15日(日本時間16日)、パドレス戦の前に取材に応じ、前日に3Aマイナーでリハビリ登板を果たした佐々木朗希投手(23)について「(球速は)少し驚いた。心配とまでは言わないが、期待としては最速160キロ台に乗せることです」と話した。
佐々木は14日(同15日)、傘下3Aオクラホマシティーの一員として本拠地・アルバカーキ戦に先発。97日ぶりの実戦登板は予定の3回を投げ切れず、2回0/3を6安打3失点で降板。球数41球で最速は95・7マイル(約154キロ)といまひとつだった。試合後には「初回もどこで(スピード)ガンが出てるのか分からなくて。そこはフワッと入ってしまって、後で聞いたらあんまり(球速が)出てなかったので。シンプルにぬるっと入ってしまったところが反省」と話していた。
日米通じて自身初の中5日で臨んだ5月9日(同10日)の敵地・Dバックス戦の登板を最後に右肩インピンジメント症候群のためIL入りした佐々木。キャッチボールを再開させた後、右肩の痛みが再発して注射を打ち、またもノースローとなる期間もあったが、今月5日(同6日)には83日ぶりの取材対応で「3か月かかりましたけど、痛みが取れてすごく良かった」「何で痛いかが分かった。(今は)不安も痛みもない」などと話していた。