◆米大リーグ ドジャース―パドレス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が15日(日本時間16日)、本拠地・パドレス戦で「1番・DH」に先発出場し、2―1の6回1死で迎えた3打席目は、3番手右腕エストラダから四球を選んだ。大谷はこれで8月全13試合で出塁をマークしている。

 相手先発は左腕ペラルタ。初回先頭の1打席目は、強烈なライナーをセンター方向に打ち返したが、中飛に倒れていた。0―1で迎えた3回無死満塁の2打席目は、2番手右腕バスケスの前に二ゴロ併殺崩れで、同点に追いついた。直後の2番・ベッツの中犠飛で勝ち越しに成功した。

 大谷は、13日(同14日)の敵地・エンゼルス戦では、二刀流出場で今季最長4回1/3で5安打4失点7奪三振の内容で、完全復活に向けて前進。打っては、初回先頭で三塁打を放ち、今季最長タイ5試合連続本塁打とはならなかったが、今季自己最長12試合連続安打を記録した。今月は試合前時点の12戦で、45打数19安打、5本塁打、打率4割2分2厘と好調をキープしている。

 チームは13日(同14日)に、4月27日以来108日ぶりに首位の座を明け渡し、この日から同地区首位・パドレスとの本拠地3連戦で今季最長13連戦をスタート。大谷は、2戦ぶり44号に期待がかかる。

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