◆米大リーグ アスレチックス―エンゼルス(15日、米カリフォルニア州サクラメント=サターヘルスパーク)
エンゼルスの菊池雄星投手が、今季初の3連勝をかけて敵地のアスレチックス戦で先発登板した。
初回先頭のランゲリアーズにカウント1-2からの外角高め直球を右中間へ放り込まれ先制点を献上。
2回に捕手ダーノーの適時二塁打で同点に追いついてもらった菊池は3回、先頭のルーカーに左線二塁打、カーツに左前と連打され、続くトーマスにカーブを狙い打たれて左越えに2号3ランを被弾。引き続き無死でハネズに四球を与えるなどしたが、中堅テオドシオの好守にも助けられ3失点で踏みとどまった。
菊池は9日(同10日)、敵地のタイガース戦で5回8安打4失点2四球7奪三振で、6勝目(7敗)を挙げた。ア・リーグ中地区首位を独走する相手から、8安打されながらも粘りの投球で今季初の連勝を飾った。左腕を得意とするタ軍打線に対し、本塁打だけは許さないという組み立てでチームに勝ちをもたらした。
6月9日にアスレチックスと対戦した菊池は、8回途中無失点5奪三振と、今季ベストの内容で勝利投手となっている。