◆米大リーグ ドジャース―パドレス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースのC・カーショー投手(37)が15日(日本時間16日)、本拠地でパドレスとの同地区首位攻防戦第1ラウンドに先発し、6回2安打1失点と好投。今季7勝目の権利を持って降板した。
2回にロレアノに先制ソロを浴びたが、5回まで67球で許した安打はその1本だけ。ド軍打線は3回に大谷の内野ゴロとベッツの犠飛で逆転に成功した。カーショーは1点リードの6回。先頭の9番・フェルミンに中前打を許したが、1死一塁から2番・アラエスを二ゴロ併殺。6回も9球で1イニングを終わらせ、ベンチに戻るとロバーツ監督らとハグを交わした。
前回9日(同10日)の本拠地・ブルージェイズ戦では、シャーザーとの通算200勝&3000奪三振対決を制し、シャーザーに並ぶ218勝(今季6勝)目をマークしたレジェンド左腕。シャーザーが14日(同15日)に219勝目を挙げたためカーショーは再び現役3位の勝利数に後退したが、この日でまたも肩を並べる権利を得た。
昨季は自己ワーストの2勝に終わり、シーズン終了後には左膝などの手術を受けた影響で今季も出遅れたが、5月にメジャー復帰を果たし、この日まで14試合で6勝2敗、防御率3・14と安定した投球を披露。7月2日(同3日)には本拠地・Wソックス戦で史上20人目の通算3000奪三振を達成した。重要な首位攻防戦でも存在感を発揮した男が頼もしい。