◆米大リーグ アスレチックス―エンゼルス(15日、米カリフォルニア州サクラメント=サターヘルスパーク)
エンゼルスの菊池雄星投手が15日(日本時間16日)、敵地のアスレチックス戦で先発して4回を投げて5安打4失点3四球3奪三振2本塁打で、7勝目はならなかった。
初回先頭のランゲリアーズにカウント1-2からの外角高め直球を右中間へ放り込まれ先制点を献上。
2回に捕手ダーノーの適時二塁打で同点に追いついてもらった菊池は3回、先頭のルーカーに左線二塁打、カーツに左前と連打され、続くトーマスにカーブを狙い打たれて左越えに2号3ランを被弾。引き続き無死でハネズに四球を与えるなどしたが、中堅テオドシオの好守にも助けられ3失点で踏みとどまった。
4回はこの試合で初めて3者凡退としたが、球数が94球とかさんでいたこともあってか、降板した。
菊池は9日(同10日)、敵地のタイガース戦で5回8安打4失点2四球7奪三振で、6勝目(7敗)を挙げた。ア・リーグ中地区首位を独走する相手から、8安打されながらも粘りの投球で今季初の連勝を飾っていた。