◆米大リーグ ドジャース3―2パドレス(15日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャースが宿敵パドレスとの首位攻防戦で先勝し、同率首位に返り咲いた。ロバーツ監督は試合後、「緊張感のある試合だったが、落ち着いていた。

集中力も非常に高かった。全体として本当に良い試合だった」とナインをたたえた。

 大谷翔平投手(31)は3打数無安打で、8月初&13試合ぶりのノーヒットに終わった。だが、0―1で迎えた3回無死満塁の場面では、大谷が2番手右腕バスケスの前に二ゴロに打ち取られたが、併殺崩れの間に同点に追いついた。さらに、直後の2番・ベッツの中犠飛で勝ち越しに成功。7回にはT・ヘルナンデスのソロが飛び出し、3―1とリードを広げた。

 投げては先発のカーショーが、6回76球を投げて2安打1失点と好投を見せ、今季7勝目&通算219勝目を挙げた。指揮官は「今夜は我々にとって正しい男がマウンドに立ったと思う。単に戦う姿勢だけでなく、ボールの質も素晴らしかった。非常にうまく球種を混ぜ、空振りを取って、弱い当たりを打たせ、いつも通り効率的であった。6回まで投げ切ってくれたことは、このシリーズを戦う上で大きかった。これは第7戦というわけではなかったが、非常に重要な登板であった」と絶賛した。

 チームは13日(同14日)に、4月27日以来108日ぶりに首位の座を明け渡し、この日が同地区首位・パドレスとの本拠地3連戦の初戦。今季最長13連戦の初戦を白星で飾った。

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