◆プロ・アマ交流戦 巨人3軍0―2慶大(16日・G球場)
昨年4月に受けた「左肘内側側副靱帯(じんたい)再建術」(通称トミー・ジョン=TJ手術)から復帰した、巨人の育成・代木大和投手が慶大戦に先発。復帰後最長となる4回を投げ、4安打2失点だった。
直球で三振を奪う場面が目立ち、毎回の4奪三振。「変化球で取る三振がこれまで多かったから、真っすぐで三振を取れたっていうのはよかったかなと。今後、自信がつくかな」と振り返った。
3回は3連打もあり2点を失った。「カウントを不利にしてしまった。バッター有利の状況を作ってしまったのが2失点に繋がったかなというのもあるし、その中で勝負しきれなかった」と反省した。
目指すは先発のポジション。「先発させてもらえるっていうのは本当に嬉しいこと。その中でいろんな球種だったり、長いイニングを投げる中でどうバッターを抑えるかだったり、いろんな課題がある。やっぱり1イニングでは見えないものが、毎試合、毎イニング見えている」と収穫を明かした。