◆JERA セ・リーグ 巨人―阪神(16日・東京ドーム)

 巨人のドラフト5位左腕・宮原駿介投手がプロ初昇格して即初登板。ダイナミックなフォームで阪神打線を封じ、1回1安打無失点と好投した。

 0―3の9回から5番手で初めて東京ドームのマウンドへ。本来は背番号57のルーキーだが、この日は「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」。全員が長嶋さんの背番号「3」のユニホームで臨む中、デビュー戦でひとつ結果を残した。まずは先頭・小幡を147キロ直球で空振り三振に仕留め、初奪三振をマーク。中川には右前打を許したが、続く坂本を145キロ直球で押し込んで二ゴロ併殺打に抑えた。

 静岡学園高、東海大静岡キャンパスを経て入団し、174センチ、85キロの体格から力強い直球を繰り出すサウスポー。ルーキーイヤーの今季はファームで26登板し、防御率1・53と好成績を残していた。

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