◆JERAセ・リーグ 中日0―6DeNA(16日・バンテリンD)
プロ初先発したDeNAドラフト1位・竹田祐投手(三菱重工West)が7回2安打無失点でプロ初勝利をつかんだ。球団の新人投手の初先発初勝利は2024年石田裕以来、ドラフト1位に限れば2006年山口俊以来19年ぶりとなった。
初回2死、上林に中前打を許し、その後盗塁で二塁に進まれたが、以降は二塁すら踏ませない投球で中日打線をほんろう。最速150キロの直球にスライダー、カーブ、チェンジアップなどを織り交ぜる投球で、2回1死からは3者連続三振を奪った。
7回には先頭の上林に右前打を許したが、直後の細川を148キロの直球で空振り三振に仕留めて絶叫。後続のボスラーを左飛、チェイビスを三ゴロに打ち取り、8回に2番手坂本が送られて交代した。
竹田は今季イースタンで14試合に登板し2勝5敗、防御率3・23。前日15日に腰の違和感で先発を回避したケイに変わって、緊急で先発した。