◆JERA セ・リーグ 巨人0―3阪神(16日・東京ドーム)

 全員が背番号「3」で臨む「長嶋茂雄終身名誉監督追悼試合」だったが、巨人は勝利で飾れなかった。阪神に敗れ勝率は再び5割となった。

先発の井上温大投手は初回に2ランを浴びるなど3回5安打3失点で降板。打線は負傷から約3か月ぶりに1軍復帰した岡本和真内野手が「4番・三塁」でスタメン出場したが、阪神の先発・村上頌樹投手に2安打9奪三振で完封負けを喫した。

 試合後には追悼セレモニーが実施され、巨人のOB会長を務める中畑清氏があいさつを行った。あいさつ全文は以下の通り。

 「皆さんこんにちは。長嶋茂雄はいつも、いつでも、いつまでも野球界のことを見つめて生きました。プロ・アマを問わず、野球を通し、みんなが幸せになることを常に願っていました。これからは長嶋茂雄の遺志を継いで、私たちがファンの皆さんとともに野球界が繁栄することを一緒になって頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。今日はありがとうございました!」

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