◆JERAセ・リーグ 巨人0―3阪神(16日・東京ドーム)
阪神の背番号3をつける大山も存在感を発揮した。2点リードの3回1死一、三塁。
長嶋茂雄さんの追悼試合でグラウンドに立ち、改めてその偉大さが身に染みた。「プロ野球だけじゃなく、野球界を発展させた方。一日一日、感謝の気持ちを忘れずにやっていく必要がある」。野球人として、ミスターの思いを受け継ぐ決意を新たにした。
巨人戦は打率3割8分2厘の好成績で、セ・リーグの対戦カード別でも断トツの数字を残す。「どんな形であれ、勝てたというのが大きい」。頼もしいGキラーが、藤川阪神の屋台骨を担っている。(小松 真也)