◆イースタン・リーグ 巨人4―0西武(16日・Gタウン)

 巨人の育成2年目・園田純規投手(20)が、9回2安打11奪三振でプロ入り初完封を飾った。

 16日のイースタン・西武戦(Gタウン)に先発。

2軍戦も長嶋茂雄さんの追悼試合として行われ、「3」を背負って登板。「こういう試合に登板できてすごく光栄。緊張したけれど気合入れて投げた」。自身最長の9イニング、同最多111球の熱投。5回以降は1人の走者も許さなかった。

 公式戦8戦目の登板で小林と初バッテリー。「誠司さんが引き出してくれて、すごく投げやすかった」。女房役は「コントロールもいいし、緩急も使える。なんでもストライクを取れるし(菅野)智之みたい」と、現在はオリオールズで活躍する元エースになぞらえた。

 2軍の投手では今季唯一の完封となり、無傷の5連勝で防御率は圧巻の1・10。「(登板間の)6日間で自分のできることを最大限にやっている。それが結果に結びついている」。

自信を深めた右腕は、貴重な1日の経験を生かし、さらに成長していく。(加藤 翔平)

編集部おすすめ