◆米大リーグ カージナルス―ヤンキース(16日、米ミズーリ州セントルイス=ブッシュスタジアム)
ヤンキースのA・ジャッジ外野手(33)が16日(日本時間17日)、敵地・カージナルス戦に「3番・DH」で先発出場。3回に3試合ぶりの39号ソロを放ち、2年連続4度目の40本塁打に王手をかけた。
3点を追う3回先頭。右腕グレイの初球、91・5マイル(約147・3キロ)直球が真ん中に入ってきたところを見逃さなかった。打球速度101・4マイル(約163・2キロ)、打球角度28度、飛距離396フィート(約120・7メートル)でセンター右へ。中堅・スコットがジャンプして懸命にグラブを伸ばしたが、わずかに触れることができず、ギリギリでスタンドに飛び込んだ。
ジャッジは右肘屈筋けん炎から戦列復帰後、10試合で2本目のアーチ。リーグ本塁打王争いではトップのローリー(マリナーズ)に7本差をつけられている状況だが、チームの浮上のためにもここから調子を上げていきたいところだ。
昨季はメジャー最多の58本塁打をマーク。今季はMLBで13年ぶりの3冠王に向けて開幕から好調を維持していたが、7月22日(同23日)の敵地・ブルージェイズ戦で右肘を負傷。その後も出場を続けていたが、27日(同28日)に負傷者リスト(IL)入りし、今月5日(同6日)の敵地・レンジャーズ戦で復帰していた。