◆米大リーグ ドジャース―パドレス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ナ・リーグ西地区の首位攻防戦第2ラウンドは、初戦を落として同率首位に追いつかれたパドレスが初回から“ミス”連発で2回までに大量リードを許す苦しい展開となった。
まずは初回の攻撃。
その裏、パ軍先発のシースは1番・大谷から3者連続四球を与えて無死満塁とされる。1死からT・ヘルナンデスの右犠飛で先制を許すと、パヘスに四球で再び満塁となり、コンフォートに右前へ2点適時打を浴びた。
2回。シースは1死から大谷に四球、2死からスミスに四球。2回までに早くも6四球の大荒れで一、二塁のピンチを背負うと、3番・フリーマンの打球は右中間へ。右翼・タティス、中堅・メリルが互いに譲り合うような形となり、最後はメリルが捕球を試みるもグラブに当てながら落球し(記録は失策)、2人の走者が一気に生還。昨季ノーヒットノーランを達成している好投手の投げ合いは意外な展開となっている。
前日15日(同16日)の今カード初戦でパドレスは2―3で逆転負けを喫し、連勝が「5」でストップ。