【甲子園】敗れた仙台育英・須江航監督「止まった時計の針がきっと動き出した」
仙台育英・須江航監督 画像（1枚）

◆第１０７回全国高校野球選手権大会第１２日　▽３回戦　沖縄尚学５―３仙台育英＝延長１１回タイブレーク＝（１７日・甲子園）

　仙台育英（宮城）は沖縄尚学（沖縄）に延長１１回タイブレークの末に敗れ、８強入りを逃した。仙台育英・吉川陽大（３年）と沖縄尚学・末吉良丞（２年）による今大会屈指のサウスポー対決は、末吉に軍配が上がった。

　試合後、須江航監督は「（実力を）出せたことも出せなかったことも、ありのままの仙台育英だなと思います。良い財産を残してくれたので、止まった時計の針がきっと動き出したと思います。ちょっとのミスが許されないのが甲子園なんだというのをチームに思い出させてくれたので、とても良い経験をしましました」。３季ぶりの甲子園で勝ち抜くことの難しさを身をもって体感した。

　熱闘を見せた選手には「（負けを）次につなげて欲しい。良いことも悪いことも、最後に泣いちゃうこともありのままの姿。人間は失敗からしか成長できないから」と言葉を贈った。

編集部おすすめ