◆米大リーグ ドジャース6―0パドレス(16日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースが、同率首位のパドレスに快勝で連勝を飾り、単独首位の座を奪還した。序盤に大量5得点をリードし、逃げ切った。
相手先発は昨季14勝を挙げ、ノーヒットノーランも達成した右腕シースだが、大谷は試合前時点で通算21打数7安打、打率3割3分3厘、2本塁打6打点と相性はよかった。両軍無得点の初回先頭の1打席目は四球を選んで出塁し、その後は1死満塁とすると、T・ヘルナンデスの右犠飛で先制のホームに生還。3点リードの2回1死で迎えた2打席目は先発シースの前に2打席連続の四球で出塁。5―0の4回1死で迎えた3打席目は84・4マイル(約135・8キロ)のナックルカーブを巧みに捉えると、“大谷シフト”の間を抜ける中安とし、自身2試合ぶりのヒットとなった。
チームは13日(同14日)に、4月27日以来108日ぶりに首位の座を明け渡し、前日から今季最長13連戦をスタートし、同地区首位・パドレスとの本拠地3連戦初戦で連敗を「4」で止め、再び同率首位に浮上。この日は連勝で勝ち越しを決め、単独首位の座を奪い返した。