◆JERA セ・リーグ 巨人―阪神(17日・東京ドーム)

 巨人・田中瑛斗投手が3番手で登板し、移籍後最長2イニングを無失点。ビハインドの展開で中継ぎの役目を果たした。

 1―3の6回からマウンドに上がり、3番・森下を三ゴロ、佐藤輝を三直で2死。大山には左中間への二塁打を許したが、2死二塁から高寺をスプリットで空振り三振に仕留めた。

 イニングまたぎで7回も続投。2死三塁を招いたが最後は右翼・丸の好守に助けられ、1番・近本を右飛に抑えた。最速152キロの直球に、武器とするシュート、スプリット、スライダー、ブレーキの効いたカーブを多彩に織り交ぜて阪神打線に追加点を与えなかった。

 日本ハムから移籍1年目の今季は主にピンチでの火消しや1イニングのリリーフで役目を果たしてきた。13日の中日戦(東京ドーム)以来、中3日の出番。29球の力投を見せた。

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