◆JERAセ・リーグ 巨人1―3阪神(17日・東京ドーム)

 阪神が2位・巨人との3連戦で勝ち越した。

 先発の才木は毎回走者を許しながらも、5回7安打1失点にまとめ、リーグトップタイの11勝目を挙げた。

巨人戦は今季4戦4勝で、昨季から7連勝。5回に丸に右越えソロを浴びるまで、同戦は35イニング連続無失点で球団最長記録となった。

 6回からはドリス、及川とつなぎ、8回にはリリーフエースの石井が救援。1回1安打無失点でプロ野球新記録の40試合連続無失点を達成した。9回は守護神・岩崎が1軍復帰後初登板で、24セーブ目を飾った。

 打線は4回2死一、三塁で売り出し中の高寺が右翼へ先制打。右翼手・丸の失策も重なり、2点目が入ると、なお2死三塁から坂本も右前適時打を放った。

 チームは東京ドームで球団最多のシーズン9勝を成し遂げ、貯金は最多25に更新。対戦相手も見ながら主力を休ませ、新戦力の台頭を促しつつ、8カード連続で負け越しなしと圧倒的な強さを見せている。

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