◆パ・リーグ 楽天5―7日本ハム(17日・楽天モバイル)
6番・一塁でスタメン出場した楽天のルーク・ボイト内野手が、7点を追う7回1死一塁から伊藤の152キロ直球をたたき、左翼席へ5号2ランを放った。ヤンキース所属時、コロナ禍で60試合に短縮された20年シーズンに22本でア・リーグ本塁打王を獲得した実力を存分に発揮。
初めての日本でのプレーに当初は戸惑いを感じながらも、「以前は頭が前に突っ込んだり、視線がずれたり、(バットが)ちょっと遠回りしていた」と分析。足の上げ方やステップの幅などを変えてタイミングの取り方を修正したことで、この日を含めた直近5試合で打率3割8分9厘、2本塁打、5打点と好調の要因となっている。この一戦もボイトの一発を手始めに打線は反撃をみせたが、勝利にはつながらず。CS圏内を争うチームで、次こそ主砲の一発が白星を呼び込む。