◆米大リーグ ロッキーズ―ドジャース(18日、米コロラド州デンバー=クアーズフィールド)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が18日(日本時間19日)、敵地・ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、1打席目は内角低めのナックルカーブを捉え、打球速度110・9マイル(約178・5キロ)の“高速右前打”とした。

 この日からロッキーズとの3連戦の舞台となる敵地のクアーズ・フィールドは、標高約1600メートルに位置。

高地で気圧が低いため空気抵抗が少なく、他球場に比べて約10%、打球の飛距離が伸びるとされ“打者天国”とも呼ばれている。大谷は試合前時点で今季3戦2発で、相手先発左腕はフリーランドとの対戦成績は通算6打数4安打2本塁打、3打点で打率6割6分7厘と打ちまくっていた。

 チームは15日(同16日)に5日ぶりにナ・リーグ単独首位に再浮上。前日16日(同17日)まで行われた宿敵パドレスとの首位攻防3連戦をスイープし、2位とは2差をつけた。4連敗で今季最長13連戦に突入したが、3連勝と絶好のスタートを切り、今季6戦全勝と相性抜群のロッキーズ戦で、さらに勢いを加速させる。

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