◆第107回全国高校野球選手権大会第13日 ▽準々決勝 日大三5―3関東第一(19日・甲子園)

 夏史上4度目の東西東京対決は、日大三(西東京)が関東第一(東東京)を下し、4強進出を果たした。両校の甲子園での対戦は初めて。

これまでの東西東京対決は“東”の全勝。初めて“西”が勝利した。

 日大三打線が準々決勝でも爆発した。3回戦の高川学園戦では、10安打9得点。この日も、関東第一のエース左腕・坂本慎太郎投手(3年)を6回5失点で降ろすなど、強打が持ち味の戦いをみせた。5回2死走者なしからは、2年生4番の田中諒内野手が大会第9号で、今大会自身2本目となる本塁打。左翼手が一歩も動けないほどの特大の一発を放った。

 関東第一も終盤以降再三チャンスをつくったが、4回途中から登板した日大三のエース・近藤優樹投手(3年)が踏ん張って試合を締めた。

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