◆第107回全国高校野球選手権大会第13日 ▽準々決勝 日大三5―3関東第一(19日・甲子園)

 関東第一の元監督で日大三の前監督の小倉全由氏は19日、夏の甲子園準々決勝、日大三(西東京)―関東第一(東東京)戦でテレビ中継の解説を務め、両校の戦いぶりに「両チームのカラーを出しての戦いだったと思います」と評した。

 勝利した日大三は、強打が持ち味のスタイル。

この日は5回2死から4番・田中諒内野手(2年)が自身今大会2本目となる本塁打を放った。

 敗北した関東第一は、細かな走塁を武器にしたチーム。この日は相手が捕球ミスした隙を突いて、本塁に生還する場面もあった。

 また、小倉氏は「両チームとも去年の秋のスタートは(昨年と比べて)ちょっと落ちるなというチームだった。春夏と成長してこの甲子園に来た」と両チームの1年間の成長をたたえた。

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