◆JERA セ・リーグ ヤクルト―巨人(19日・神宮)

 ヤクルト・村上宗隆内野手(25)が19日、巨人戦(神宮)に「4番・三塁」でスタメン出場し、2点を追う初回1死二、三塁の1打席目に中犠飛を放って4試合連続となる打点をマークした。

 ヤクルトは1回表に先発のランバートが丸に5号12ランを被弾。

いきなり2点を追いかける展開となったが、1番太田の四球、3番内山の左翼線への二塁打で1死二、三塁のチャンスを作ると、村上は23年WBCの侍ジャパンでチームメートだった戸郷から、中犠飛をマークした。

 カウント3―1から149キロ高めの直球をはじき返しての中犠飛。ヤクルトファンが歓声を上げるようなサク越えを期待できる打球角度だったとあって、村上は最低限の仕事を果たしながらも少し悔しそうな表情を見せていた。それでも15日の広島戦(マツダ)から4試合連続の打点。試合前までの直近6試合で4本塁打と調子を上げており、2戦連発にも期待がかかる。

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