第107回全国高校野球選手権大会は19日、準々決勝4試合が行われ、4強が出そろった。

 21日に行われる準決勝第1試合は日大三と県岐阜商のカード。

優勝が本命視されたセンバツ王者・横浜を破り勢いに乗る県岐阜商が、69年ぶりの夏決勝を狙う。日大三は強力打線の中心に座る4番・田中諒が昨夏の準優勝校・関東第一との準々決勝で今大会2本目のアーチ。優勝した2011年以来となる3度目の夏決勝を目指す。

 同第2試合は、初めての夏決勝を狙う2校、沖縄尚学と山梨学院の対戦が決まった。山梨学院は準々決勝で昨夏の優勝校・京都国際から13安打11得点。4番に座る横山悠は今大会10打数8安打、194センチ右腕・菰田陽生も好投を続け、投打でチームを引っ張る。沖縄尚学は、2年生エース末吉良丞が準々決勝でも3回無失点の好投。沖縄大会無失策、今大会もここまで1失策の守備とともに、強力打線に立ち向かう。

◆21日の準決勝

第1試合:日大三(西東京)―県岐阜商(岐阜)=午前8時

第2試合:沖縄尚学(沖縄)―山梨学院(山梨)=午前10時30分

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