巨人・丸佳浩、サイクル安打達成支えたツートンカラーの”秘密兵器”
１回１死二塁、右越え２ラン本塁打を放つ丸佳浩（カメラ・宮崎　亮太） 画像（1枚）

◆ＪＥＲＡ　セ・リーグ　ヤクルト２―１５巨人（１９日・神宮）

　巨人・丸佳浩外野手（３６）がヤクルト戦で自身初のサイクル安打を達成した。球団では０８年９月３日の小笠原道大以来の快挙で、プロ野球史上７２人目（７７度目）。

初回に右越え２ラン、３回に右前安打、５回に中越え二塁打を放ち、７回に右中間三塁打をマークした。

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　快挙を支える“相棒”へのこだわりがある。丸は単色のものではなく必ずグリップ部分とヘッド部分が異なる２色で構成されたバットを使用するようにしている。「ツートーンカラーのバットを使う。１色のバットだと振っている時に長く感じてしまうからだね」と理由を明かす。

　加えて、ヘッド部分は必ず黒系の色を配置する。「スイングをした時にバットの残像が見えるんだけど、白いとすごい遅く見える。黒いほうがヘッドが走ってるように見えるんだよね」。自身の感覚を研ぎ澄ませてバットを振り込んできた先に、サイクル安打の偉業があった。（宮内　孝太）

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