巨人の吉川尚輝内野手(30)と浅野翔吾外野手(20)が22日DeNA戦(東京D)から1軍に昇格することが21日、分かった。2人に代わって、増田陸内野手(25)とE・ヘルナンデス外野手(30)が2軍に降格する。

 吉川は7月30日の中日戦(バンテリンD)でベンチ入りしたものの出場はなく、翌31日に腰痛のため出場選手登録抹消。その後はリハビリを進め、17日のイースタン・西武戦(Gタウン)で実戦復帰した。19日の同オイシックス戦(ハードオフ新潟)では、右中間へ2点三塁打を放って復帰後初安打。「しっかりバットを振ることができて、結果ヒットになったので良かった」と振り返っていた。20日の同戦にも先発出場し2安打を放つなど、走攻守で着実にステップを踏んできた。

 浅野は6月5日のロッテ戦(ZOZO)で右手首付近に死球を受け、右尺骨茎状(けいじょう)突起不全骨折。今月12日の3軍戦で実戦復帰し、15日から2軍に合流していた。20日のオイシックス戦では決勝の2点二塁打を放つなど2安打3打点。この日の同戦は4打数1安打で5戦連続安打を記録していた。

 シーズンは残り32試合。1勝の重みが増す終盤戦へ向けて、正二塁手と高卒3年目の若武者がチームに勢いをもたらす。

編集部おすすめ