◆米大リーグ カブス1―4ブルワーズ(21日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド)

 カブスの今永昇太投手が21日(日本時間22日)、本拠で、ナ・リーグ中地区首位のブルワーズ戦に先発し7回を3安打2失点と4試合連続クオリティースタートをマークするも、打線の援護が1点で6敗目(8勝)となった。防御率は3・03。

 今永にとって痛恨の1球となった。2回先頭のイエリチを歩かせ続く2人を抑えたが、左打ちのチュラングにカウント1―0からの内角低めの直球を右翼席に角度23度という弾丸ライナーで右翼席にたたき込まれた。

 約1か月半の負傷者リスト入りを挟んで、開幕直後は8試合で7本の被本塁打だったが、復帰後は11試合で12本目と多くなっており、この日も痛い一発を浴びてしまった。

 その後はぴしゃりと抑えて打線の援護を待ったが、5回のクローアームストロングの犠飛による1点だけ。現地8月5日レッズ戦からこれで4試合連続6イニング以上3自責点以下のクオリティースタートと安定した内容も援護点は1点、2点、1点、1点。チームはブルワーズ相手に3連勝していただけに痛恨の黒星で再びゲーム差は7となった。

 なお、「3番・DH」に入った鈴木誠也も遊ゴロ併殺打、左直、四球、見逃し三振、三ゴロに終わり、連続本塁打なしは14試合に伸びた。

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