◆JERA セ・リーグ 巨人4―1DeNA(23日・東京ドーム)

 巨人の岡本和真内野手(29)が左肘の故障の影響を感じさせない2戦3発の固め打ちで、チームに3連勝と約2か月ぶりの貯金2をもたらした。井上温大投手(24)が6回途中無失点で、5月21日以来の4勝目。

3位のDeNAを3・5ゲーム差に突き放した試合について、阿部慎之助監督に聞いた。

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 ―6回に中山―吉川―甲斐で本塁タッチアウトにする中継プレーがあった。

 「中山を慣れない(右翼の)ポジションに入れたんだけど、なぜかウチの外野手の中では一番守備範囲が広いデータも出ているんで。ナイスプレーでしたね。情けないんだけどね。内野から行った子が一番守備範囲広いって」

 ―井上の降板時に言葉をかけていた。

 「(6回先頭)蝦名君に1ボール2ストライクから膝元のスライダーを投げたんだけど、(バットが)ビシッと止まって。(その直後にスライダーを)もう1球投げて振ると思った?って。球種変えりゃいいのにって話をして。もうちょい勉強した方がいいと思いますね」

 ―明日へ向けて。

 「カード勝ち越しましたけど、この時期になるとそんなの関係ないんでね。まず目先の試合を勝つ。

それだけを考えて残り30試合やりたいなと思います」

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