◆米大リーグ パドレス―ドジャース(23日・米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日午前9時40分開始予定)、敵地・パドレス戦のスタメンに「1番・指名打者」で名を連ねた。パドレスとは同率首位で並んでおり、負ければ2位に転落する一戦で、出場した試合では3試合ぶりの本塁打となる45号が出るか注目だ。

 前日の勝利で首位に並んだパドレスだが、この日の試合前には、正中堅手のジャクソン・メリル外野手(22)が左足首捻挫のため10日間の負傷者リスト(IL)に入ることを発表。17日(同18日)の敵地・ドジャース戦の出場を最後に欠場が続いていた。

 21年のドラフト1巡目(全体27位)でパドレス入りしたメリルは、昨季メジャーデビュー。1年目からいきなり156試合に出場して24本塁打、90打点、打率2割9分2厘、16盗塁をマークしてブレイクし、新人王投票で2位、MVP投票で9位に入り、打撃のベストナイン「シルバー・スラッガー賞」をプロファー(当時パドレス)、T・ヘルナンデス(ドジャース)とともにナ・リーグ外野部門で受賞した。

 今季は91試合の出場で9本塁打、51打点、2割6分1厘、1盗塁。ドジャースと激しい地区優勝争いを繰り広げているパドレスだが、期待の若手が無念の離脱となったことは大きな痛手となりそうだ。

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