◆米大リーグ フィリーズ6―4ナショナルズ(23日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)
フィリーズのカイル・シュワバー外野手(32)が23日(日本時間24日)、本拠地・ナショナルズ戦に「2番・左翼」でスタメン出場し、4打数無安打で2試合連続本塁打は出ず、45本塁打で足踏みとなった。2点をリードした9回に守備固めで左翼にはマーシュが入って試合を退いた。
6月27日の敵地・ブレーブス戦で本塁打を放ってから15カード連続で本塁打を放っているシュワバーだが、本拠地・ナショナルズ3連戦はこの日の2戦目までアーチなし。44号を放ってから出場した試合では2試合本塁打が出ていないドジャース・大谷翔平投手(31)が敵地・パドレス戦で3試合ぶりのアーチが出ればトップタイに追いつく。大谷は1打席目、空振り三振に倒れた。
この日のシュワバーは、初回1死走者なしの1打席目、先発左腕・パーカーの前に空振り三振。4回先頭の2打席目は、初球の直球に反応したが、一飛に倒れた。5点をリードした5回先頭の3打席目は、外角低めのスライダーに食らいついて、飛距離333フィート(約102メートル)とフェンス手前までの当たりをはじき返したがあとひと伸び足りず右飛。3点リードの7回1死一塁の4打石器目は、右腕・リバルタの初球に反応したが、捕邪飛に倒れた。
フィリーズは、両軍無得点の4回にリアルミュートの適時二塁打で先制すると、ソーサの7号3ランなども出て1イニングで一挙5得点。5回にはターナーの14号ソロも出た。先発のノラは6回5安打3失点(自責2)と粘投でリードを守った。ナショナルズ・小笠原慎之介投手(27)は登板がなかった。