◆パ・リーグ 日本ハム―ソフトバンク(24日・エスコンフィールド)

 日本ハムの矢沢宏太投手が、試合前練習中に今季初のブルペン入り。変化球も交え約20球を投げ「ちょっと入っとこうかみたいな感じだったんで。

20球ぐらい。力入ってきちゃったんで、どんどんスピード出てきて、その辺でやめとけって言われました」と明かした。

 二刀流として入団した矢沢は、昨季は初勝利を挙げるなど17試合に登板。投手として1勝2敗、防御率4・05の数字を残していた。

 しかし今季は、キャンプから一貫して俊足を生かした外野手としてプレー。打撃面でも成長が見られ、今季65試合に出場し打率2割4分4厘、1本塁打、14打点、7盗塁。17日の楽天戦(楽天モバイル)では「5番・右翼」と初めてクリーンアップを任されると、右中間2点三塁打を放つなど、結果も残している。

 今季はキャンプでもブルペンには入っておらず「キャンプの先乗り以来ですかね。(いつでもいける?)いけるがどのクオリティーによるかなんですけど、いけないが正しいですかね。1年もやってないんで急には無理ですけど、ちょっとずつって感じです」と現状を説明した。

 大差がついたゲームでの登板などが想定されるが、宮西、河野らが2軍調整中で、ブルペンに左腕が不足していることも事実。「(左腕不足との関連性は)それは僕には分からない。

(二刀流は)あんま試合に出てないので体力的には大丈夫です」と話していた。

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