◆米大リーグ エンゼルス1―12カブス(23日、米カリフォルニア州アナハイム=エンゼルスタジアム)

 カブス・鈴木誠也外野手(31)が23日(日本時間24日)、敵地・エンゼルス戦に「3番・DH」で先発出場。5打数1安打で打率2割4分3厘に下がり、OPS(出塁率+長打率)は・800を切って・797となった。

 6回2死で迎えた第4打席では二塁への当たりで全力疾走。一度はアウトと判定されたが、チャレンジでセーフに覆った。内野安打で3試合ぶりのヒットを記録。だが、11点リードの8回1死の第5打席では大量ビハインドのためメジャー初登板となった野手のペラザの投じた41マイル(約66キロ)のスローボールで中飛に倒れた。

 前日22日(同23日)の同戦では3回の左犠飛で7試合ぶりの打点を挙げ、自身が持つ日本人右打者最多打点を87に更新。しかし、この日で出場16試合ノーアーチとなり、今月18日に誕生日を迎えてから待望の31歳1号はまたしてもお預けとなった。

 チームはタッカーが3回に20号2ラン、6回に21号3ランを放つなど2発5打点の大暴れ。7回までに12得点を奪って大勝したが、鈴木は存在感を示すことはできなかった。今季は前半戦だけで自己最多を更新する25本塁打、77打点をマークしたが、オールスターブレイクを挟んで後半戦から勢いが止まっている。

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