◆JERAセ・リーグ 広島―中日(24日・マツダスタジアム)
広島の常広羽也斗投手が、6回途中3失点(自責2)でマウンドを降りた。今季初先発だった。
5回まで2安打で5奪三振で無失点と中日打線を完璧に封じた。5点リードで迎えた6回は1死から遊失の後、田中に死球でピンチを招き、ブライトに3ランを浴びたところで交代が告げられた。
23年ドラフト1位の右腕。今年3月には、侍ジャパンの強化試合で若手主体の代表メンバーに初選出。ローテの一角として期待されながら、結果を残せずに2年目も開幕2軍スタート。ウエスタンでも16試合で3勝10敗、防御率4・69。17日のヤクルト戦(マツダ)で4回途中6失点KOを喫して2軍再調整となった遠藤の代役で巡ってきたチャンスだった。一発は浴びたものの、アピールには成功した。