巨人の近藤大亮投手が24日、約5か月ぶりにユニホームを着て投球を行った。「やっぱりちょっと緊張しますね」と充実した表情で振り返った。
ジャイアンツ球場で行われた故障班の練習に参加し、アップ、ネットスローをした後にブルペン入り。捕手を座らせ、30球を投げ込んだ。
この日は出身大学である大商大が3軍とのプロ・アマ交流戦に訪れていた。20年に受けたトミー・ジョン手術からの復帰登板は大商大と対戦しており、「昔から大商大って何かしらターニングポイントになっている」と右腕。関係者と言葉を交わし「進んではいるので、そのことも伝えられたのがよかったですね」と笑顔だった。
近藤は3月13日、ソフトバンクとのオープン戦(みずほペイペイ)で7回に登板。投球練習中に違和感を覚え、続投するも最初の打者・ダウンズに初球を投じた際にけん板が断裂し、リハビリに取り組んでいる。