◆JERAセ・リーグ 広島5―4中日(24日・マツダスタジアム)
広島は、フレッシュな先発2人の投げ合いとなった一戦で中日を制し、4位に再浮上した。
23年ドラフト1位の常広が、昨年9月29日の中日戦(マツダ)以来の今季初先発で6回途中3失点(自責2)。
6回に常広がブライトの3ランで2点差に詰め寄られた後は、新井監督の小刻みな継投にリリーフ陣も応えた。6回1死から中崎が4番・細川、ハーンが5番・ボスラーを仕留め、相手に流れを渡さなかった。8回に島内が1点差に詰め寄られたが、9回は森浦が無失点で逃げ切った。
打線は3回に敵失に乗じて5点を奪った。1死一、三塁からプロ初の遊撃スタメン・前川が先制打で起用に応え、2死一、二塁からモンテロが2点二塁打で続いた。さらに末包が一昨年の自己最多に並ぶ11号2ランでたたみ掛けた。