◆交流試合 巨人OB2―7ジャイアンツ女子チーム(25日・ジャイアンツタウンスタジアム)

 巨人の新ファーム球場・ジャイアンツタウンスタジアムの開業を記念した、巨人軍OBとジャイアンツ女子チームの交流試合が25日、同球場で行われ、巨人軍OBは2―7で敗れた。

 先発の槙原寛己氏(62)は、初回先頭からの4連打で1死も奪えずに4失点KO。

相手に主導権を握られ、3回までに7点を追う展開となった。しかし、3回に無死二塁から昨年限りで現役引退した大田泰示氏(35)が左中間を破る適時二塁打を放つと、さらに無死一、三塁から、元監督の高橋由伸氏(50)=スポーツ報知評論家=の二塁併殺打の間に2点目を奪った。

 以降は無得点に終わったが、前監督でオーナー付特別顧問の原辰徳氏(67)や、篠塚和典氏(68)が安打を放ってファンを沸かせた。6回終了後、場内インタビューに応じた原氏は、「初回が全てだったんじゃないかな。次、もし(試合が)行われるなら良いピッチャーからいくべきでしょうね」と槙原氏をバッサリと切り捨て、場内の爆笑を誘った。

 2回から登板した斎藤雅樹氏(60)は1回1失点。自身も背負った「11」の後継者である田中将が、日米通算200勝に王手をかけており「200勝は目の前ですから、今年中には絶対にできる。もっともっと頑張っていってほしい」とエールを送った。

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