動画配信大手の米ネットフリックス社は26日、2026年3月に開催される野球の国・地域別対抗戦、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)を日本国内で全47試合をライブ配信すると発表した。同社はNFLやプロレスのWWEのライブ配信を行っており、日本で同社によるスポーツの生中継は初めて。

 同社日本コンテンツを統括するバイスプレジデントの坂本和隆氏は「日本における新たな視聴先に選ばれましたことを大変光栄に思います。長年応援しているファンの方も、今回初めて野球を観(み)る方も、それぞれのライフスタイルに合わせて大会をお楽しみいただけるよう、努めてまいります」などとプレスリリースにコメントを寄せた。

 MLBとネットフリックスはレッドソックスの密着ドキュメントなどを制作している。

 WBCは2006年に始まり、26年大会が6回目。前回は日本が決勝で米国を破り、3度目の優勝を果たした。2連覇のかかる日本は1次リーグC組(東京ドーム)で3月6日の台湾、7日の韓国、8日のオーストラリア、10日のチェコ戦と、全4試合が午後7時開始。日本が1次リーグを突破した場合、準々決勝からは米マイアミのローンデポ・パークが会場となる。決勝は3月17日午後8時(日本時間18日午前9時)から行われる。

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