巨人の育成2年目・村山源内野手が、左肘脱臼骨折と左肘内側上顆剥離(じょうかはくり)骨折の診断を受けたことが26日、明らかになった。

 村山は23日の東海大戦に「8番・二塁」で先発出場すると、5回の守備で無死一、二塁から相手打者が送りバントを試み、一塁ベースカバーに入った際に打者走者と接触。

左肘付近を押さえたままグラウンドに倒れ込んだ。そのまま立ち上がることができず、担架に乗せられて負傷交代となっていた。

 23年育成ドラフト2位で鹿屋中央から入団。高校時代に投手として最速144キロをマークした強肩と、西武・源田の高校時代を知る巨人・武田スカウトが「源田君の高校時代をほうふつとさせるプレースタイル」と評した守備力が武器の内野手。今季3軍では67試合に出場して打率2割3分、3本塁打、21打点をマークしていた。

編集部おすすめ