パ・リーグ 楽天10―3ソフトバンク(26日・弘前)

 楽天の2番・三塁の村林一輝内野手が、3回2死二塁から左中間を破る同点の適時二塁打を放った。「結果的にヒットになって1点取れたのはすごくよかった」と振り返りながらも、「自分のミスで取られた1点だったので何とか取り返そうという思いでした」。

3回の守備で先頭打者を自身の失策で出塁させると、その後1死一塁での右前打で右翼から三塁への送球がイレギュラーして捕球できず、生還を許した。

 三木監督も3回の守備について「ミスしようと思っていないのはわかるけど」と言いながら、「やるべきことをしっかりしないと。反省しないといけないかな」。それでも引きずることなく、6回にも2点適時打を放つなどこの日4打数2安打3打点の活躍をみせた村林は「やってしまったことは戻ってこないので自分ができることに集中して、試合が終わってから反省しようと思いました」と話した。みちのくのヒットメーカーがこれからもチームを救う安打を重ねていく。

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