◆米大リーグ ドジャース―レッズ(26日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が26日(日本時間27日)、本拠地・レッズ戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、初回先頭の1打席目は空振り三振に倒れたが、3回先頭の2打席目に四球を選んで出塁した。ドジャースは1回表に先取点を奪われたが、1回裏に追いつき、4回に勝ち越した。

 前日25日(同26日)の同カードでは7―0と快勝してナ・リーグ西地区単独首位に返り咲き、4年連続となる地区優勝へのマジックを29としたドジャース。先発のマウンドにはカーショーが上がったが、先頭のスティアに二塁打を浴びると、1死からデラクルスにも左前安打を浴び、1死一、三塁でアンドゥハーの三ゴロの間に三塁走者が生還して先取点を奪われた。

 1点を追う初回先頭の大谷の1打席目は元日本ハムの右腕・マルティネスの前に空振り三振。それでも続くベッツが四球を選ぶと、フリーマンの左翼への二塁打で相手守備の乱れも重なってベッツが生還してすぐに追いついた。

 カーショーは2回から3イニング連続で3者凡退の好投を見せると、4回にはT・ヘルナンデスの二塁打などで1死一、三塁のチャンスを作ると、7月5日(同6日)の本拠地・アストロズ戦以来の先発となったE・ヘルナンデスの左犠飛で勝ち越した。

 1ゲーム差の地区2位でドジャースを追うパドレスは、敵地・マリナーズ戦で初回にロレアノの満塁本塁打などで5点を先取したが、5点をリードした5回に先発のシースがアロザレーナに25号3ラン、2番手のアダムがスアレスに41号2ランを浴びて逆転された。

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