◆米大リーグ ヤンキース11―2ナショナルズ(27日、米ニューヨーク州ニューヨーク=ヤンキースタジアム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(33)が27日(日本時間28日)、本拠地・ナショナルズ戦に「3番・指名打者」でスタメン出場し、8試合ぶりの本塁打となる41号2ランを放ち、4打数2安打2打点だった。

 1打席目は死球を受けて出塁したジャッジ。

1点をリードした3回無死一塁の2打席目で、先発右腕・カバレに2球で追い込まれたが、3球目の甘く入ったナックルカーブを捉えると、豪快に中堅バックスクリーンに運んだ。7試合連続で本塁打が出ていなかったが、8戦ぶりの41号2ラン。3回だけで4本塁打、9得点という猛攻に火をつけた。

 9点のリードとなった3回2死走者なしでは、2番手で登板した小笠原慎之介投手(27)と対戦。カウント2―2から6球目の低めのチェンジアップに食らいついて左前安打を放った。ア・リーグ本塁打王争いでは、50発のローリー(マリナーズ)がトップを独走。2年連続4度目のキングを狙うジャッジも2位につけているが、9本差とレギュラーシーズン残り1か月で苦しい状況になっている。

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