◇「フクダ電子カップ第25回ボーイズリーグ鶴岡一人記念大会」(22~24日・ひなたサンマリンスタジアム宮崎ほか)

◆中学生女子の部 ▽リーグ戦

中日本選抜0000000|0

関西選抜 010010X|2

【中】宮城、刀祢―尾本

【関】瀬戸川、片岡、岩田―梅森

[二]荒井(中)松本(関)

関西選抜 1010230|7

九州選抜 0002000|2

【関】近藤、柴田―梅森

【九】宮崎、下尾、富永、桑原―鮫島

 関西女子選抜が5ブロック対抗戦を全勝で制した。

 最後は岩田(湖南)が3者連続三振で締めた。

中日本選抜戦で完封勝利し、4連勝で優勝。右翼の守備でも再三、好プレーを連発した背番号16は、マウンドで関西選抜ナインにもみくちゃにされ「最高でした。緊張もせず投げられた」と笑った。

 3戦目の九州選抜戦がヤマ場だった。リーグ戦で2連勝同士の対決。4回まで2―2の接戦となったが、終盤に打線がつながった。まずは5回1死三塁から櫻井(滋賀野洲)が「みんなの応援でリラックスできたから打てた」と中前へ勝ち越し打。さらに外川(和歌山御坊)も適時打し2点を勝ち越した。

 6回にも櫻井が適時打、梅森主将(枚岡)も2点打しリードを広げた。4回無死一、二塁から登板し「めっちゃ緊張したけど、いつもよりいい投球ができた」と7回まで無失点と好投した柴田(和歌山御坊)の存在も大きかった。

 直近の大会である「第11回全国女子中学生硬式野球選手権大会」で準優勝。堂々の成績を残したが、悔しさをあらわにしたナインは今大会での優勝を目標に、再び団結。

有言実行の選手をまとめた梅森は「3年生最後の夏にいい思い出ができました」と目を輝かせた。

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