第32回U―18W杯(9月5~14日・沖縄)に出場する高校日本代表の練習が28日、沖縄セルラースタジアム那覇で始まった。健大高崎の最速158キロ右腕・石垣元気(3年)はさっそくブルペン入りし、変化球も交えて21球。
今夏の群馬大会では抑え投手として2試合に登板した。京都国際に初戦(2回戦)敗退を喫した同甲子園では、3点ビハインドの7回から登場。2イニング、わずか28球だったが、155キロを計測して聖地にどよめきを起こした。
今大会での起用法について、小倉全由監督は「これからコーチ陣や本人とも話をしながら、どの形が一番いいのか。一番、本人がやりたいところで投げさせたい」と説明。今秋ドラフト1位候補にも上がる剛腕は、「相手は木製バットだと思うので、何本折れるか楽しみ」と力強く話した。