◆日本海S(8月30日、新潟競馬場・芝2200メートル、良)

 メンバー唯一の3歳馬が出世レースで快勝―。30日の新潟11R・日本海S(3歳上3勝クラス、芝2200メートル)はゲルチュタール(牡、栗東・杉山晴厩舎)が、連勝で秋への大きな一歩を刻んだ。

 今春の青葉賞3着馬は、着差は首差でも強さが際立っていた。道中は絶好の3番手を確保。4コーナー手前で押し上げてきたウインオーディン(2着)とともにピッチを上げると、ゴール前まで続く長い叩き合いを制した。坂井は「一戦ごとに力をつけています。道中の雰囲気がだいぶ良くなっているのを感じました。早めに来られましたけど、かわされる感じはなく、この先が楽しみになる内容でした」と涼しい顔で振り返った。

 これで3年連続で3歳馬の制覇となった。23年にVのドゥレッツァが菊花賞馬となり、昨年のヘデントールは2着。クラシック最終戦につながる一戦で勝ち、杉山晴調教師は「選択肢のひとつにはあると思う。暑いなか、よく頑張ってくれた。いい状態で次に向かうことができたら」と明言こそ避けたが、菊花賞・G1(10月26日、京都)を視野に入れていた。(浅子 祐貴)

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